「それが……何?」

と相手に向かって平助くんは言った

「宮辺先生の仇っ………!!」

「桜羅ちゃん絶対に離れるなよ…!」

「う、うん!」

斬りあいはそう長くは続かなかった

だからこそ油断していた

うしろから平助くんを狙う足音に

気づいた時はもう斬られてた

急所は避けたが肩がやられてる…

平助くんはその人を斬ったはいいものの

肩がやられてるのは重症だ