「あ、あのつかぬことをお伺いしますが
今は何年ですか?」

「?可笑しなことを聞くのだな。
今は文久3年だ」

ほ、ほんとに……?

ほんとに来ちゃったんだ…私

「それよりさぁ屯所まできてもらうよ?
君間者かもしれないし。」

「患者、患者ってそんな患者に頻繁になり
ませんよ…なるとしても年に1、2度です」

「やっぱ怪しい…来てもらうよ」

半ば無理矢理2人に連れていかれた場所は…


『新選組 屯所』

うそ…こんな速く巡り会うの……

その日から桜羅の人生は大きく変わる

こととなるのはまだ先のお話