遅咲きの恋

つい昨日までは親友だった稜也。

私には別の人がいて。
その人と人生を歩もうとしていたのに。

全てを捨てて。
貴方の手を掴んだ。

どうしようもない私だけど。

でも、もう駄目なんだ。

貴方の手を離せない。

離したくないっ。


「稜也っ……」


私の心に芽生えた小さな恋心。

それはずっと。
私を傍で支えてきてくれた稜也への気持ち。


「亜樹っ……」


貴方から名前を呼ばれると。
ドクンと胸が高鳴るんだ。