なんとなくだけど、分かってた。 彼は来ないって。 もちろん彼を信じてたけれど。 馬鹿だなあ… なんで好きになったんだろ。 ぼーっとしてたら雨が降ってきた。 クリスマスなのに……… 雪じゃなくて雨なんて、ツイてない……… 冬の寒さにかじかむ指で、携帯を開く。 メールが二件来ていた。 彼からだった。 無意識に立ち上がり、メールを開く。 『ごめん。今日行けない。』 そして一時間後に、 『別れよ。お前とは無理みたい。今までありがとな。さよなら。』