ひまわりは二人分のカレーとサラダをお盆にのせ、海人の待つテーブルへ行くと海人はソファの上で恐縮して座っていた。


もしかしたら正座の方がいいのかな・・・


「下に座ります?」


ひまわりは優しく聞いてみた。


「はい」


海人は笑顔になって食卓の前まで降りてきた。


「美味しそう・・・」


海人はそうつぶやくとひまわりに向かって姿勢を正した。


「今日はこんなにもたくさんの親切を本当にありがとうございます。

ひまわりさん・・

ひまわりってとても素敵な名前ですね・・
これからひまわりさんって呼んでもいいですか?」


海人はひまわりを見つめて照れくさそうに尋ねた。



「はい、海人さん」