もし運命というものがあるのなら、
この狂おしいほどの大きな愛情の波に、
飲み込まれても、私はかまわない。
ひまわりと海人は、これからの事を話した。
海人は今の仕事を続けていきたいと話し、ひまわりもそれに賛同した。
ひまわりは、海人が今の仕事を大切に思っていることが分かったし、働いている時の話をする海人はとても楽しそうだった。
「ひまわりさん、もう、僕は仕事に戻らなくちゃ」
時計を持っていない海人は、時間をずっと気にしていた。
ひまわりが時間を告げると、「そろそろ、行かないと」と海人は少し寂しそうに言った。
そして、二人は、民宿へ向かって歩き出した。
繋いだ手を、一時も離すことなく・・・



