さくらはまだ納得できない顔をして、海人を睨みつけてこう言った。
「じゃ、ひまちゃんの気持ちは?」
ひまわりのことを話すさくらの声は震えていた。
「ひまちゃんがどんなに苦しんだか、分かってる?
一睡もしないで、海人さんをずっと捜しまわって、体壊しちゃって・・・
私は、ひまちゃんのことを、子供の頃からずっと見てきたから分かるの・・・
本当に、海人さんの事を愛してるって・・・
だから・・・
だから、簡単に、ひまちゃんを置いてかないでよ・・
海人さんの馬鹿・・・」
海人はひまわりの現状を聞いて、愕然とした。
海人を、夜毎、悩ませていたひまわりへの不安は的中していた。



