「こんなことは言いたくないけど、俺はあんたを信用してない。 ひまわりのおじいさんの家に居座って、詳しいことは記憶喪失かなんだか知らないけど、何も話そうとしないし。 知ってると思うけど、ひまわりの家族は、今はお母さんしかいないんだ。 きっと、こういう事を俺があんたに話してるって知ったらひまは怒ると思うけど、でも俺の気持ちも分かってくれるよな?」 良平は男としてより保護者としての気持ちをぶつけてきた。 海人は、何も言えずに黙っていた。 というより、何も言えなかった。