海人は、ひまわりの家の庭に小さなベンチを作った。
そのベンチは廃材を再利用したため、お洒落とは言えないが手作りにしてはいい出来だった。
すると、玄関前の駐車場に車が止まる音がした。
海人はひまわり達が早めに帰ってきたのだと思い、手を洗い居間の方へ行ってみた。
しかし、そこにいたのは、良平一人だった。
「ひまわりさん達は?」
「俺一人なんだ。
実は、あんたに話があって来た」
そう言いながら、良平は持っていた缶コーヒーを飲みほしてソファに腰掛けた。
海人は良平の前に座り「何でしょうか?」と聞いてみた。



