「良ちゃん、やめて。
海人さんの事、何も知らないくせに。
私が、好きでやってるの。
海人さんの力になりたいだけなの」
ひまわりは、良平に真実を話したい衝動にかられたがグッと堪えた。
きっと、誰一人、信じてはくれないだろう。
時代を超えてきたなんて・・・
「あいつの事がそんなに好きなのか?」
「うん」
良平の顔は険しく今まで見たことがない表情を浮かべている。
「ひま、俺はやっぱりやめた方がいいと思う。
あいつから離れなきゃダメだ。
ひまが言えないのなら、俺が言ってやる」
「良ちゃん、いいかげんにして。
もう、私達の事はほっといて」
ひまわりは浮き輪から離れて岸の方へ泳いで行った。



