【短編】ベランダを超えて



久しぶりに1人で帰る水曜日。

家まで着くと隣の家からちょうどいっくんが出てきた。

「あれ、水曜日なのに1人だ。」

意地悪そうに、にやっと笑う。

「うるさいなあ〜〜もう。」

わたしが怒ったように言うといっくんは、コンビニ行くからついて来いよと言った。

玄関に鞄を投げて、いっくんの隣に並んだ。