【短編】ベランダを超えて



「…っと、俺は邪魔?」

そう言っていっくんは足早に家に入っていった。


「今の、だれ?彼氏、じゃないよね?」

「お、幼馴染だよ!ただの幼馴染!彼氏なんかじゃ、ないよ!」

彼氏?とか聞かれるもんだから、慌ててしまう。

変だったかな?
わたしの気持ち、バレてないよね?

「そっか。じゃあ俺にもまだチャンス、あるんだね。」