やっぱ、出ねぇな。


アイツ、さっきの電話じゃ、39度近くあったって言ってたらかな。


無理もねぇか。


俺は両手にコンビニの袋を提げて見覚えのある道を歩いて行く。


数分程すると見慣れた建物が目に入った。荷物を持ち替えてポケットの中を探ると1つの鍵を取り出した。