「ごちそうさまでした」 「奈央、薬飲んどけよ」 「うん」 涼が薬箱を開けて風邪薬を探してくれている。 「なあ、お前さ、寝てるとき変な夢でも見てたか?」 「変な夢?」 涼、いきなり何を言い出すのかと思ったら夢の話か。 「あぁ、お前。うなされてたからさ」 「私、なにか寝言、言ってた?」 以前、友達が泊まりに来て私の寝言がスゴくて眠れなかったって言われたことかあるから。 変なこと言ってなければいいけど。