かすみは懐から模造品のグッチの財布を取り出し
中から千円札を23枚取り出した。

それら札束を、私の目をにやけ顔で見つめながら
数えだす。
23枚めを数え終えた際には
ッピチーン!!という弾きサウンドを
これでもかという程に誇張してみせた。

そしてかすみは、再び最初から札を数え直し始める。



きらら「なにこの状況!!」


かすみはじっと、私の目をにやけ顔で、、
サスッサスッサスッサスッ


きらら「いやだからなにこの状況!!」

ッピチーン!

きらら「2周した!!」

サスッサスッサスッサスッ
かすみの札束を数える手は留まるところを知らぬ。
サスッサスッサスッサスッ
かすみはなおも、ニヤケ顔で、、、




、、ッピチーーン!!!!


きらら「やめてよもう!頭がおかしくなりそうだわ!!
てかあなた私を殺すんじゃなかったの!?そんなの数え続けても
死にはしないわよ!?あと少しで発狂はしそうだけれども!!」




サスッサスッサスッサスッ
、、、、ッピチーーン!!

きらら「あとその最後のピチンの前にちょっと
タメるのやめなさい鬱陶しいっ!!」