私は深い夜、
自宅近くの鉄橋の支柱に背中を預けている。


ケータイを見ると、
時間は、午前2時23分を表示していた。


暇だ。

けれど、家にも居たくなかった。

ひとりつぶやく、、
きらら「パパイヤ・ソ連のほうれん草」



そこへ1台の自転車が通りかかった。

かすみ「あなたいま、ほうれん草って言った?」

きらら「ええ、言ったけど?それが何かしら?」

かすみ「あなたを殺すわ。」

きらら「どうして私を急に殺すの?ほうれん草がなんだっての?
なんだっての!!!!」

私は急にブチ切れた。

かすみ「まぁそう興奮しなさんな。痛みを感じるのは
ほんの一瞬なのだから。」