芋野郎「今日はさ、俺からカラオケ誘っておいて
なんだけど、持ち歌一曲しかないからさ。
とりあえずもうその最初で最後の曲歌っちゃうわ!」

きらら「んはぁ…」

芋野郎「でもさ、その代わり、マジでやべいぜ?
俺のその歌マジやべいぜ?
この曲聞いて落ちなかった女はいないから。
覚悟しとき。」

きらら「んはぁ…」


曲がかかる。


どうやらアップテンポな
激しめの曲のようだ。


イモムシはマイクを両手で握りながら
その場に立ち上がる。

そして、ほぼ直立不動の状態で
大きく息を吸い込んだ、、、。