大切なきみへ







「集合ー」




「「「はい」」」」



凛とした、キャプテンの声が響く



「今日からバスケ部に入部するやつを紹介する。

まずは内部進学の、三浦奏、浅倉伶…。
次は新入部員の…」


新入部員の紹介が終わったあと、キャプテンは重く口を開いた



「みんなは知ってると思うが今年から残念ながら蓮はいない。
そして蓮は俺たちのライバル校、峰山学園にいる。この意味は分かるな?

…関東大会でのライバルだ

蓮が入ることで、より峰山は強くなると思う」



俺はずっと、蓮とSFというポジションを争ってきた



…負けたり、勝ったりした


たしか、久下と付き合い始めた頃の連は好調で負けたんだっけ


「峰山と夏休みに練習試合いれてるからな


関東大会もきっと当たる

気を引き締めていくぞ!」



夏休みか






やっと真っ向勝負できるじゃん


同じポジションでさ