「…やっぱ奏は奏だね」
「そうかなー」
*
数日前のこと
「先生、今年弓道部多いらしいですね?」
「あーよく知ってるな、嬉しいよ」
「人数って多すぎたら大変じゃないですか?」
「いや多いに越したことはないが…」
「遠征行く時先生の車に乗れなくなりません?
…それで交通機関使うと弓道部遠征大変じゃないですか?」
「…たしかにそうだな」
「知ってますか?女子部員目当てでの入部多いらしいですよー
退部とか多そうですね」
「そうなのか!?
んーそれはどうしたものか」
*
だから別に、
心配することはないと思うけど
丁度その時、弓道部顧問の声が聞こえた
「えー、新入部員が多いので、今から男子の弓道のオーディションをする」
「「「えー」」」
という大歓声も聞こえたけど
「…何したんだよ」
「さ、部活行こーか?」
「…おう」

