大切なきみへ


「なるほどなー花が遅刻したんだ?」



「がーん、ばれた」







「遅れてすみませんでした」


二人で声を揃えて言ったあと、



「あの、私が…「すみません、久下さんは悪くないです」



…え?



「俺が気分悪くて、久下さんがそこを介抱してくれました」



「あら、そうだったの、三浦くんもう大丈夫?」



「はい」



「なら座りなさい分かりました、久下さん、ありがとう」




「は、はぁ…」




開いた口がしまらない私の横で、三浦くんは終始笑顔だった


あ、り、が、と、う

と口パクすると、やっぱり返ってきたのは

ば、か

だった






「あ、あの、久下さん!」



「うん?」



振り替えると、一人の可愛い女の子が立っていた。



「弓道部、なんだよね?」



「うん!弓道部なの?」






「うん、良かったら今からのクラブ見学一緒に行かない?」






「もちろん!」