白がベースの、造花に囲まれた部屋

いつ来ても、綺麗だな



「ねぇねぇ、蓮~」




「うん?」




「大好き」



…こいつは俺を殺すつもりかよ?






急に顔を近づけて、そっと唇を重ねた




「どうしたの?」





「花華が悪い」




「私?」「え?」



思わず抱きしめて、花華の耳を塞いだ


「え?蓮?「離れたくねーな」



手を離すと


「どうしたの?なんか言った?」


とキョトンとした顔で俺を見る



「なんも」