「じゃあね、ばいばい」


なんて言って猛ダッシュでさって行った私に、



「あ〜もう馬鹿」



なんて聞こえるはずもなく






「た、たたたいました!」




「…姉貴、大丈夫かよ…」




「だいしょうぶ!」



1つ年下の弟、銀河(ギンガ)が呆れた顔をして、お茶をだしてくれた。


いい弟っ…〜



「ぷっ!

…姉貴顔真っ赤。たこみたい」



たこ?


「もー、前言撤回〜」



「はぁ?姉貴、前に何もいってないじゃん」



あれ?



「もうなんか今日はだめだなぁ」





「ん、もう何ー?さっきから!」



「姉貴!」



彼女は私の2こ上のお姉ちゃん、おしゃれに敏感なすごい人!


「あれ?花華、顔赤くない?


…ふーん、明日デート?」



なんなのお姉ちゃん

エスパーなの?


「へぇー姉貴、デートか〜」



銀河の顔はなんかむかつく〜