大切なきみへ



…うん、こっちのほーがいーな


堂々とみんなの前で言われて焦ったけど

こうやってあっさりしてるほうがいい





陽希なりに考えてくれたんだな


さすが

それに多分だけど光希も朝から競争しかけてきたのは励ますためだろう








クラスのみんながお菓子やらジュースやら色々くれて放課後にはリュックはぱんぱんだった


「俺のおかげだろ」



「おーありがと」



「光希もありがと」








…ーーきっともう花華と奏は付き合ってんだろうなあ






最後にデートしたショッピングモール、あの時キスをしようとしたけどやめた



やれば良かったって後悔としなくてよかったって気持ちと

…でもあの時にもう一度戻れても、俺はしてないと思う








まあでも結局どっちの気持ちも持ったままなんだろーな



それでもいい、それでも