「じゃあね〜また放課後!」


「おーまたな」


「よし三浦くん行こ!」


「はいはい」

そう言った、奏の声は少し優しかった気がした。













「ただいま」



「おかえり


…ご飯、みんなで食べよっか」


いつもなぎやかな母さんがなんとなく悲しそうだった


嫌な予感がする


「分かった、琳(リン)は?」


琳は2つ下の弟


「もうリビングで待ってるわよ」





「あのね蓮、琳、落ち着いて聞いて?」