大切なきみへ



(花華side)



ーバダンッ


ドアを閉めて座りこんだ







三浦くんに、ばれちゃった…




「そんなことない…きっと上手くごまかせた」









ううん違う。こけた、なんて言い訳、彼に通用するはすがない




思い出したくないなあ

このひざの痣はあの時、









蓮が練習試合に来た日



試合が終わって蓮の学校が帰って、制服に着替えるために更衣室に入った






「あのさまだ綾瀬と付き合ってんの?」



いつも以上に怒った顔をした綺世ちゃんがいて



「…付き合ってないよ」



「じゃあ何!?さっき綾瀬と話してたやつ!?」



「さっき話してたやつってな」




「お前さ、天然ぶりそろそろやめて?」




つ、ついにお前呼び…



話を聞いて、




「ほんとそうだよねぇ、天然ってモテるって言うもんねぇ、作ってる?

それに、今日も三浦奏と帰るんでしょ?」



林先輩が更衣室に入ってきた