大切なきみへ




「今日もいい天気だねー、久下さん?」


昨日の告白を思い出して緊張していることをばかにしているかのようににこにこ見てくる三浦くん


「…そうですね」



クスクス笑ってるの聞こえてるからね、三浦くん



「嬉しいねーほんと

今日蓮来るけど俺のことばっか考えてて大丈夫なの?」



…そっかぁ、今日は練習試合だった

蓮と久しぶりに会えるん、だ



「…大丈夫じゃ、ないかも」


「なんかあったらいつでも俺のとこに来なよ。一応目は離さないようにするけどね?」


目を離さないようにって…


「ありがとう、でも私、高校生なんだから迷子になんかならないよ」



「そういう意味じゃなくて、今日一日久下が安全にいれるように、ね。相手マネージャーいないからね


…分かってないんだ?その顔」




顔…顔……!!

いそいで引き締めた


「分かるよ?」


いつもの黒い笑顔の三浦くん、

「ふーん?」




「もう三浦くんはその笑顔が定着したよ?
その黒いやつ!」




「やだなー、俺いつも爽やかなんだけど」




なんて言い合いをしてると学校に着いた