大切なきみへ

「ちょっとお二人さん話ずれてますよ!」


っていうのんちゃんのつっこみで皆が笑ってまたどんどん話がずれていって


いつのまにか、



「夏休みどこ行く?」



あ!プールでしょ、海でしょ、花火したいでしょ、お祭りもいいなぁ…


「花華、ぜんぶだだ漏れだけど大丈夫?」


「ほんと?」


なんて夏休みの話になった




たのしみだなぁ、高校生はじめての夏休みっ




「ねー浴衣持ってる?」


桃が聞いた質問に全員がうなずいた


「私紺色なんだけどみんな何色ー?」


「わたし黄色〜っ」


「水色!あじさいだよ、のんちゃんは?」


「黒」


浴衣って意外とかぶらないんだなぁ、



「え!じゃあさ、浴衣着て花火しようよ海で!!」


「やりたい〜さすが桃!」


「ねぇせっかくだから三浦たちも誘おうよ」


み、三浦くん


なんか燃やされそうなんですけど、



「いーんじゃない?綾瀬もその時帰ってこれたらいいね」


のんちゃんの言葉にどきっとして少し冷や汗をかいた

「そうだね、じゃあ花華誘う係ね」




「え?」


「はなが誘ったら三浦ぜったい来るよ?」


…まさかあ、


「三浦くんに花火もたせたら危なくない?」


なんて言う言葉はあっさりとのんちゃんにつっこまれて、結局私が誘うことになった