大切なきみへ



(花華side)




「はい、お待ちかねの恋話タイム〜」


いつもより少し弾んだ声の桃



…え?


恋話かあ、

なんてタイムリーな




「ごめんあたしなんもないから聞く係だわ」



「え!?のんちゃん好きなひとは!?」


「いない」


そ、即答か〜のんちゃんらしい




「そう言えばなにげに私たち恋話はじめてじゃない?」


百合が楽しそうに笑った



「ね!あの私ね、しゅんと付き合うことになった」


…え!?


「待ってしゅん誰」

「弓道部の副部長」

「え!?そうなの?いつ?」


のんちゃんのクールなつっこみにめずらしくテンションの高い百合

私もかなりテンション上がるよこれ!!


「今日朝呼び出されて、好きですって」


「ええええ!!しゅんすごい!朝何時!?」



「…はなかそこ気にするの?…7時45分」



そっか〜7時かぁ、早いねけっこう



「もーはなかわいいっ気にするとこ違うけどね」


「やった、うれしいゆりには負けるよ〜」


「うんそういう矛盾してるとこも好きだよっ」



なんてテンションが上がっていると、