大切なきみへ









「気をつけー礼ー「「「ありがとうございました」」」



お互いに礼をして試合が終了した

…きっつ



86対81でなんとか勝利を収めたものの、部員の顔は全員気力がなかった



「帰る準備しろよー」



先生の声にも、


「「「…はい」」」


という元気のなさ、と思ったら



「マネだよね?すげー可愛いね皆」


「彼氏いんのー?」



…花華以外のマネ2人をナンパし始める先輩



花華を探しつつ、片付けをしながら呆れながら見ていると



「や、やめてくださいよ〜
綺世は駄目ですよ!」


と光希が必死に先輩から谷村をかばっていた




「えー、君光希の彼女!?

え、俺にしない?」



「俺なんかどうよ?」


…やるなあ先輩も




「もぉ、ほめなくていいですよ〜

ねぇ奏くん助けて」


マネの林先輩が奏に絡む。


…林先輩も変わってないな……




ふと水道のほうに目を向けると、
お茶を入れていたケースを洗っている花華がうちの先輩にナンパされていた





「…ってことは今彼氏いないんだ?」



「え?あの」