あなただけを思い続けたかった。(仮タイトル)


「…そろそろ行こ」

じっとしてるからいろいろ考えちゃうんだ

約束の時間は18時。

駅までは歩いて10分ぐらい。

ちょっと早いけどゆっくり歩いていけばいいか。

「…はぁ」

もう何百回も何千回もため息をついたはず。

いつになったら楽になれるのかな

忘れなきゃ。この気持ち

瑛人先輩なんて嫌いになりたい。
酷いことされたんだよ?
なのに忘れられないなんておかしいよね。

それに今まで桃子とずっと過ごしてきた私は夏休みが明けて新学期が始まったら誰と過ごせばいいの?

桃子と元には戻れない。

何もかも手遅れ過ぎて後悔ばかり。

「…結局 考えちゃうなんて。」

寝てる時以外は瑛人先輩の事を考えてる。

自分が気持ち悪い。