あなただけを思い続けたかった。(仮タイトル)


「えー、それじゃ、夏休みはくれぐれも事故や不祥事等起こして俺の手間を増やさないようにしてください。はい、解散。」

⦅⦅⦅よっしゃー! 終わった!!!⦆⦆⦆

このような喜びの声がいろんなところから聞こえてくる。

「杏子!今日部活は?」

「休み!一緒に帰ろ」

「ねぇ!カラオケ行こうよ!!!!」

「行く行く!行きたい!」

「よし!ダッシュするよ〜」

「任せて」

私達はカラオケの空きがなくなってしまう前に何としてでもカラオケに入りたいとの思いで全力で走った。