あなただけを思い続けたかった。(仮タイトル)


そして相変わらずメールと電話をするだけの日々が続き今日はとうとう終業日だ。

あしたから夏休みということで周りはうきうきムード。
わたしはどんよりしてる。

あしたから瑛人先輩に会えないのかー。
部活でかぶったら見れるぐらいかな?

こんなの片思いと同じだよね。
もう慣れちゃったけど

メールと電話できるだけいっか。

「杏子〜何ぼーっとしてんの?おはよ」

「あ、桃子おはよう。夏休み何しようかなーって考えてた」

「あしたから夏休みだね。本当に私は楽しみ。あ!ねぇ!海行ってバーベキューとかしようよ!部活の先輩たち誘って自然な流れで成瀬先輩も呼んで!」

おぉ?!それは瑛人先輩に会えるチャンス!

「うんうん!したい!しようよ!」

「よし。先輩たちと話してまた杏子にはなすね!杏子も中学の友達とか誘っていいからね」

「わかった」