私の頭に終わりのコングが鳴った。
気づいてたんだ。こんな質問、私の気持ちに気づいてなきゃできない。
「杏子?いつ?」
「言わなきゃダメ?」
「うん。言って」
私はもう言うしかないみたいだ。
「私が中1で好きに人は中2だった。」
次の言葉をを言ったら私の恋は終了する。
さよなら。私の恋愛。
「私は成瀬瑛人先輩が・・・」
好き。
は言わせてもらえなかった。
っ?!
こ、これは。
キスされてる。私いま、瑛人先輩とキスしてる
「んっ。」
初めてのキスに呼吸ができなくて苦しい。
先輩の胸を叩いてようやく解放してくれた。
「はぁ、はぁ、はぁ、」
私の呼吸が整わないうちに先輩が口を開く。
「杏子、俺も杏子が好きだよ。」
「・・・えっ?!」
先輩の言葉が信じられない。
「木村杏子が好きです。俺と付き合ってください。」
いろんなことがありすぎて状況が呑み込めない。
「ま、待って。え?瑛人先輩が私のこと?」
「何回言わせんの。杏子が好き。いままで俺は女にだらしなかった。けど、杏子とまた会って杏子に惹かれてる自分がいた。他の女なんてほんとどうでもよくなって。杏子のことしか考えられなくなったんだ。」
そう話す先輩の目は真剣でとても嘘をついているようには思えなかった。
「俺が杏子に惚れたのは、たまたま見た杏子たちの体育を見たときに、杏子がものすごく笑顔で・・・。それが目に焼き付いて。好きになってた。」
「本気だから。だから、俺と付き合ってほしい。」



