あなただけを思い続けたかった。(仮タイトル)


私はドキドキと怒りと両方の気持ちを抱えたまま売店に向い、桃子の待つ教室に戻る。。つい、買い過ぎてしまった。

「ごめん桃子」

「遅かったね。そんなに混んでたの?」

「うん、いつにもましてかなり混んでた。」

「何かあるのかね?きょう」

「ん~わかんない」

さっきのこと桃子に言えなかった。成瀬先輩の行動もわかんないし。桃子に言ったらなんて言うかな。

自分がドキドキしてるのもわかんないし。

杏平が好きなのに。

成瀬先輩にドキドキしてる自分が嫌いになりそう。

「杏子!どうしたの何かさっきから変。私の話聞こえてる?」

「え?あぁ、ごめん。考え事してた。」

「どうしたの?やっぱさっき遅かったのって何かあったの?」

「うん。」

桃子、真剣に聞いてくれるかな。

「実はね・・・」

私はさっきに出来事を桃子に話した。

驚かれる。そう思っていたけど桃子の反応は意外なものだった。