あなただけを思い続けたかった。(仮タイトル)


「あ、私も急ぐから!じゃあね」

売店に行こうとしてたのを思い出して私も行こうとする。

「待って。いまのってさ狙ってやってんの?」

急に真剣な顔になって聞いてくる成瀬先輩。

「いまのってなに?」

「自覚してないんだ。」

なんか今日はやたらと自覚自覚言われる日だな。

「わかりません。私、売店行きたいんだけど。桃子も待ってるし。」

そう言って逃げようとしたけど・・・

「なんで俺の前では笑ってくれないんだよ?」

成瀬先輩は逃げようとした私を壁へ押し付けた。逃げられないように両手を私の顔の横に近づけ、壁をトンっとする。

「あ、あの、人が見てるからやめて。」

「大丈夫。ここ死角だし」

私は知らない間にみんなからは見えないところに追いやられていたらしい。

「彗先輩いるから。」

「彗のことは気にしなくていい」

「は?!何言ってんの?」

逃げよう。と下に隙間があるからしゃがもうとしたら・・・