あなただけを思い続けたかった。(仮タイトル)


体育も終わりお昼になる。

飲み物を買いに売店へ急ぐ。

「桃子!行ってくる」

「はーい」

売店に向かって全力ダッシュ。

曲がり角にさしかかたところで・・・

—ドンっ

「っ・・いったぁ」

何かにぶつかってこけてしまった。

「わりっ。大丈夫か?」

「篠崎君。ごめん、大丈夫だよ。篠崎君はケガない?」

「俺は木村を支える力ぐらいあるから大丈夫」

「さすが男の子だね。ほんとごめんね?」

「いいって気にすんな。」

さすが人気者。心まで広いなんて。

—ドンっ

今度は私に誰かぶつかったみたい

「わりーっ。ぶつかった」

その人は謝ってるけど何かおもしろがってる。

「わざとでしょ!!!」

「わざと~ごめんごめん」

「何か用?成瀬先輩。あ、彗先輩もこんにちは」

ぶつかってきたのは成瀬先輩だった。一緒にいた彗先輩にも挨拶をする。関わらないって決めたのにこうして絡んでくるなんて。

「瑛人お前バカか。ごめんねー。杏子」

彗先輩は大人ないい人だ。

「彗、お前いつの間に杏子と仲良くなってんだよ」

「秘密。」

「あのー、俺行くね」

「あ、篠崎君ほんとごめんね、ありがとう!」

私は笑顔でお礼と謝罪をした。

「っ///。じゃあ」

なんだか顔を赤くなってた気がした。大丈夫かな?