あなただけを思い続けたかった。(仮タイトル)


ドアを開けて外に出る。

「んー!!!!っふぅ!!!」

思いっきり体を伸ばして一気に力を抜く。

「よし!」

こうして1日の気合を入れてるの。

歩いて最寄り駅に行く。

『まもなく列車が参ります。』

電車に乗り込む。むわぁっといろんな人のにおいが混ざってる。

ぅぅぅ。くさい。

「杏、おはよ」

「あ!杏平!おはよ」

「顔に出てるけど。くさーい。って」

「うそ!気をつけなきゃ。」

朝から杏平と会えるなんて。いいことありそう。

「じゃあな!」

杏平は友達を見つけたらしく、行ってしまった。

友達のところに行った杏平はなんだか、冷やかされているように見えた。
と思ったらこっちを見て、手を振ってきた。

っ!!!!手!!!

ふ、振らなきゃ!

わたしは焦りながらも手を振り返した。もう、この上ない幸せ。