あなただけを思い続けたかった。(仮タイトル)


「杏子~起きて」

「ん・・・。」

いつものようにお母さんに起こされる。
寝起きは悪いほうじゃない。

「ごはんできてるから」

「うん」

布団から出て、リビングに向かう。

「今日は部活あるんでしょ?」

「あるよ。たぶん20時の電車だと思う。」

「20時ね。」

「うん。ごちそうさま!」

朝食を終えて身支度をする。制服に着替えて、髪の毛にアイロンをして、歯磨きして、必要なものをカバンに入れて、準備はいつも30分ぐらいで終わる。我ながらあっぱれ。

「行ってきまーす!」

「気を付けていきなよー」

「はーい」