あなただけを思い続けたかった。(仮タイトル)


「それは無理なんじゃない?成瀬先輩って話すようになった女子にすっごい話しかかて来るらしいし。」

「私は大丈夫だよ。」

私はかわいくないし、スタイルいいわけでもないし。

「まぇ、いいよ。杏子が決めたんなら。でも、好きになったら教えてね?だらしないけど、いい人だと思うよ。成瀬先輩。」

「はい?!ならないならないならない」

「はいはい。」

桃子は何言ってんだろう。
好きになる?そんなのあり得ないよ。

だって、好きな人いるし。

桃子には話してないけど、私には中学生の時からずっと好きな人がいる。小学校から中学まで一緒で高校は離れちゃったんだけど。

今でも地元の駅なんかでたまに会うし、
同じ電車だったりして話したりしてる。

「じゃあね、気をつけて帰るんだよ」

「うん、ありがと。桃子も気を付けてね」

駅に着いたので、ここで桃子とはお別れ。
桃子は高校の近くに住んでるから歩いて登校している。
私は遠いから電車通。