弱虫男子

俺はこれまでで一番優しく

頭を撫でた。



そしたら彼女は


「相変わらずだね。」


と言って

一年前と同じ顔で笑った。





俺は身体のどっかにある


”涙を作る工場”


が壊れてしまったんじゃ

ないかと思うくらい泣いて、


バスケして、

コンビニに寄って、


ヤスとの別れ際にまた泣いた。