弱虫男子

しびれを切らたしたヤスが

俺の卒業証書を


俺の代わりに受け取りに行った。



持ってきてくれたヤスに


「自分で行けたのに」


と言うと

容赦なく殴られた。




HRが終わっても、


写真を取り合ったり

サインしあったりして

最後の時

を先送りにしていた。




そんな俺たちを横目に、



前川ゆう子は

黙々と荷物をまとめて立ち上がる。