こんな俺、


誰にも好きになってもらう資格ない。



でも、誰にも嫌われたくない。



俺はひざを抱き寄せ、

小さく体育座りして

寒さを感じないようにした。



大切な人を傷つけて、

あんなに泣かせて


俺はようやく答えを出した。



自分らしく生きることに

意味なんて ない。



やっぱり俺は変われない。



変わることができるのは

強い人間だけだ。