弱虫男子

これが愛なのか?



そんなことよくわからないけれど、

愛されたいと強く願う。



そんな自分の欲望が恐ろしくて

俺は明るい場所から

離れられなくなっていく。



「ヤス、まだ帰んなくていいだろ?」



となりで立ち読みするヤスは

他の二人が帰ってしまったあとも

俺に付き合った。


ヤスはいつもうなずいてくれる。




そして俺は

電話が鳴っても逃げ回り

いつも何か理由を探すようになった。


女の子たちと仲良くして、

その場限りの優しさに騙されている。


やっぱりこれが、

俺らしいよな。