弱虫男子

使い慣らした毛布を

捨てられないだけかな。


時間が解決してくれるのかな。



新しい何かを見つけても


馴染んだ感触を

忘れられないままだった。



他の子とうまくやれば、

あの子は俺を


欲しくなるかもしれない。



そんな浅ましい考えが

俺をもっともっと

醜い人間にしていった。



恋をするなんて

キレイなことじゃない。



彼女を思う気持ちは

俺をどんどん醜く造り変えていく。