弱虫男子

本当はどうすべきか

わかっている。


何が正しいのか

わかっている。



だけど、こんなに好きなこと

知られたくない。

泣きたくない。




「ナオちゃんノート見せて!」


目の端で彼女の姿を捕らえながら

ナオミにノートを借りる。


サラッとこちらに目をやった彼女は

もうおしゃべりに夢中だ。



なぁ、俺に興味ない?

”やっと楽になった”って思ってる?



それとも 怒ってるのか?