啓太「吉川さん。一緒に帰れる?」

鈴「あ、大丈夫です!」

啓太「じゃあ、昇降口前で。」

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鈴「山口先輩!」

啓太「よし、行こうか。」

鈴「はい♪」

5分後ーーー

啓太「大事な話があるんだ。」

鈴「何ですか?」

啓太「二人でテナーを続けることができないんだ。」

鈴「嘘…」

啓太「最初から決まっていたんだ。俺と吉村先輩と中井先輩で頑張って二人でテナーをって思っていろいろ探してみたけどダメみたい…ごめん。」

鈴「いいですよ。私たちもなんとなく察していたんです。私たち最強とか言うとみんな悲しそうな顔してたから。」

啓太「だから、残された時間を全うしてほしい。」