もしも君を愛すなら……。

俺がそう言って保健室を出ようとした時、背後から江藤先生の声が聞こえた。


切羽詰まったような、すがるような、大きめの声。


「矢神君っ! 貴方は……佳穂ちゃんを、どう思う……?」


唐突に切り出された、脈絡のない話題。


しかし先生の表情は、真剣そのものだった。


俺は一瞬目を見開いてから、自嘲気味に微笑んで、