月日の流れは早く、噂では今日、


佳穂がこの学校を去ると言う。


しかし俺は、あまり実感が湧かないで居た。


佳穂を好きかどうか、もう、分からなくなってきていた……。


そんな中、俺はとある人に呼ばれていた。


生徒ではなく、教師。


念の為言っておくと、問題を起こした訳ではない。