恋愛と失恋の果てに。


ずる休み……しようかな。

ろくに寝てないから身も心もボロボロだ。

でも、そろそろ私が計画してきた
プレゼンの結果発表が出るはず。
これに選ばれたら私の考えたCMが制作される。

何としても選ばれたい。でも、
課長に会うのか辛い。

何度も迷ったが、仕事のために
しぶしぶ会社に向かうことにした。
失恋で会社を休むわけにはいかないし……。

会社に行くとすでに課長の姿があった。
早いし、気まずい……。

コソコソと自分のデスクに行き座ろうとする。
すると
「尾野。ちょっと来い」
私の名前を呼んできたじゃないか。

ビクッ!!

「は、はい。」
慌てて返事をする。
気づかれてしまった!?

ビクビクしながら課長のところに行く。
「あの……おはようございます」
恐る恐る挨拶をした。目線が合わせづらい。

しかし課長は、何も無かったかのように
「あぁ、おはよう。
それよりこの前、お前がプレゼンした
企画書のことなんだか……」
冷静に返事を返された。