翌日。
色々考え過ぎてほとんど眠れなかった。
心の中がモヤモヤしながら
会社に向かう。
こんなモヤモヤした気持ちのまま課長に
どう会えばいいのだろうか。
会社に入るとフッと周りの目線に気づいた。
ひそひそと話し声が聞こえてくる。
えっ……?
冷ややかで冷たい目線が私に突き刺さる。
何だか怖くなり私は、慌てて自分の部署に行く。
「おはよう……ございます」
すると仲のいい同期の子達が
「ちょっと尾野さん。聞いたわよ!?
不倫して修羅場になったって本当なの?」
えぇっ!?
不倫……私が!!?
「違う。私、不倫なんかしていない……」
慌てて否定をしようとする。
「でも、変な噂も聞いたよ?
その不倫相手が課長だって……そんなはずないわよね?
だって課長って独身じゃん」
「そうそう。相手間違えてるよねぇ~でも
本当のところどうなの!?」
私に詰め寄ってくる。
どうしょう。昨日のことが
不倫したあげく会社に乗り込まれたことに
なってしまっている。



